ブログ

個人ブログでも読者支援は作れるかの実験(Google Reader Revenue Manager)

こんにちは。出戻りランサーです。

ブログを運営していると、収益化の方法について考えることがあります。

収益化については、Google AdSense、アフィリエイト、note、Udemy、YouTubeなど思い浮かぶサービスがいくつかあります。

私自身も、PMOや40代ITキャリア、フリーランスのリアルをテーマにブログを書いています。
その中で、広告やアフィリエイトだけではなく、読者から直接支援してもらう仕組みも選択肢としてあるのではないかと考えるようになりました。

そこで今回、Googleの Reader Revenue Manager を設定してみることにしました。

Reader Revenue Managerは、Googleが提供している読者収益化の仕組みで、購読や支援、ニュースレター登録、アンケート、読者登録などをサイトに追加できるサービスです。Google公式でも、購読・支援モデルをWebサイトに組み込んだり、読者エンゲージメントを高めたりするための仕組みとして説明されています。

今回は、実際に設定してみる前提で、なぜ試すのか、何を期待しているのか、注意点は何かを整理してみます。

なぜReader Revenue Managerを試そうと思ったのか

ブログの収益化というと、まず広告やアフィリエイトを考えがちです。

もちろん、それらは大事な収益化手段です。
ただ、広告やアフィリエイトだけに寄せると、どうしても記事の作り方が変わってきます。

検索されやすいキーワード。
成約しやすい案件。
比較記事。
ランキング記事。
レビュー記事。

こうした記事は収益化には向いています。

一方で、自分の経験や考えをベースにした記事は、必ずしもアフィリエイトに直結するとは限りません。

PMOの現場で感じたこと。
フリーランスとしての違和感。
40代以降の働き方。
現場教育の限界。
仕事で必要な素直さやバランス感覚。

こうした記事は、広告収益だけで評価すると効率が悪いかもしれません。
でも、読者にとっては価値がある可能性があります。

だからこそ、広告やアフィリエイトとは別に、
「この記事が役に立ったと思った人が、任意で支援できる仕組み」
があってもよいのではないかと思いました。

それと、アフィリエイトの審査基準が曖昧ということもあります。
実際に利用申請をしても無視されることが多々あり、新規参画するには分が悪いと感じたためです。

Reader Revenue Managerでできること

Google Reader Revenue Managerでは、購読や支援の仕組みをサイトに追加できます。Google News Initiativeの説明では、Reader Revenue Managerは無料で使えるセルフサービス型のプラットフォームで、購読や支援を開始でき、ニュースレター登録や読者との接点作りにも使えるとされています。

WordPressサイトの場合は、GoogleのSite Kitと連携することで、コードを手動で貼らずにReader Revenue Managerを設定できるようです。Site Kit公式ドキュメントでは、ニュースレター登録、アンケート、登録促進、単発または月額の支援リクエストを追加でき、必要なコードもSite Kit側で配置できると説明されています。

つまり、個人ブログでも、ある程度手軽に試せる可能性があります。

もちろん、設定したからといってすぐ収益になるわけではありません。
ただ、読者との関係性を作る仕組みとしては試す価値があると思いました。

日本でも使えるのか

Google公式ヘルプでは、Reader Revenue Managerは40以上の国で利用可能とされており、対応国一覧に日本も含まれています。

この点も、試してみようと思った理由の一つです。

海外向けのサービスだと、日本の個人ブログでは使いづらいこともあります。
決済、税務、住所、銀行口座、言語対応などでつまずくことがあります。

Reader Revenue Managerについては、日本で導入しているサイトは少ない気もしますが、だからこそ検証してみる価値はありそうです。

設定に必要そうなもの

公式ヘルプを見る限り、設定にはGoogleアカウント、Publisher Centerでのパブリケーション登録、ロゴ、個人または事業者情報、支払いプロファイルなどが必要になります。購読や支援を追加する場合は、個人なら本人確認、事業者なら組織情報の確認が必要とされています。

また、収益を受け取るには支払いプロファイルを作成または追加し、銀行口座情報を登録する必要があります。Google公式ヘルプでも、銀行口座情報がないとGoogleからの支払いを受け取れないと説明されています。

設定に必要そうなものを整理すると、以下です。

  • Googleアカウント
  • Google Publisher Centerの登録
  • ブログのパブリケーション設定
  • サイトロゴ
  • 個人または事業者情報
  • 支払いプロファイル
  • 銀行口座情報
  • WordPressの場合はSite Kit連携
  • 必要に応じてCTAや支援金額の設定

このあたりは、実際に設定しながら確認していく予定です。

WordPressならSite Kit連携が使いやすそう

私のブログはWordPressで運営しています。

WordPressの場合、Google Site Kitを使えば、Reader Revenue Managerとの連携が比較的やりやすそうです。

Site Kitのドキュメントでは、Reader Revenue Managerを接続すると、Site Kitが必要なコードをサイトに配置し、特定の投稿・ページ・メディアなどにCTAを表示したり、個別ページごとに表示・非表示を設定したりできると説明されています。

これはかなり助かります。

手動でコードを貼る場合、テーマ編集やタグ管理が必要になることがあります。
ただ、WordPressでSite Kitを使っているなら、プラグイン側である程度管理できる可能性があります。

個人ブログで試すなら、まずはSite Kit経由での設定が現実的だと思います。
そもそも自分の場合は導入済だったSite Kitから設定してみない?と案内されたのをきっかけに知りました。

すぐ表示されるとは限らない

注意点として、設定したからといって、すぐにすべてが表示されるとは限らないようです。

Site Kitの公式ドキュメントでは、新しくPublisher Centerでパブリケーションを作成した場合、Googleによるレビューが必要で、最大2週間かかる場合があると説明されています。レビュー中でもSite Kitとの接続は進められますが、承認されるまではユーザーにPaywallやCTAは表示されないとのことです。

このあたりは、実際にやってみないと分かりません。

なので、この記事を書いている段階では、
「設定すればすぐ支援ボタンが出る」
と考えるのではなく、
「まずは申請・設定して、承認や表示状況を確認する」
という認識で進めた方がよさそうです。

手数料について

Reader Revenue Managerの取引手数料について、Google公式ヘルプでは、クレジットカード手数料を含めて1取引あたり5%と説明されています。

この手数料が高いか安いかは、比較対象によります。

StripeやMOSH、STORES予約などの決済手段と比べると、それぞれ手数料や機能が違います。
ただ、Googleの仕組みとして、購読や支援の導線をサイトに組み込める点を考えると、試してみる価値はあると思います。

特に、広告収益だけでは拾いにくい記事に対して、読者支援の導線を作れるなら面白いです。

また、手数料ではありませんが、日本の税制の場合は、さらに11%が天引きされて報酬として支払われるようです。

自分のブログとの相性を考える

私のブログは、単純なニュースサイトではありません。

PMO、フリーランス、40代ITキャリア、仕事観、現場での経験などを中心にしています。

そのため、Reader Revenue Managerを使うとしても、いきなり有料記事や購読制にするより、まずは支援・応援の導線として試すのが合っている気がします。

たとえば、

  • この記事が役に立ったら支援できます
  • 今後のPMO記事作成を応援できます
  • 実務経験ベースの記事更新を応援できます

という形です。

読者に強制するのではなく、任意の支援として置く。
この方が、今のブログの雰囲気には合いそうです。

特に、PMOやキャリア系の記事は、すぐに商品購入につながるとは限りません。
でも、読んだ人が「参考になった」と感じることはあるはずです。

そのタイミングで、支援の選択肢があるのは悪くないと思っています。

広告・アフィリエイト・相談サービスとの違い

今後の収益化を考えると、ブログには複数の導線があります。

Google AdSense。
アフィリエイト。
Udemy講座。
個人向け相談サービス。
YouTubeやXへの展開。
そして、Reader Revenue Manager。

それぞれ役割が違います。

広告はアクセス数に依存します。
アフィリエイトは成約に依存します。
Udemyは講座販売です。
個人相談は高単価ですが、時間を使います。
Reader Revenue Managerは、読者からの直接支援に近い仕組みです。

つまり、Reader Revenue Managerは、メイン収益というより、
ブログの応援導線
として考えるのがよさそうです。

いきなり大きな収益を期待するのではなく、
「このブログを継続するための小さな支援導線」
として設置するイメージです。

実際に設定してみる予定の流れ

実際には、以下の流れで進める予定です。

  1. Google Publisher Centerにアクセスする
  2. ブログをパブリケーションとして登録する
  3. Reader Revenue Managerを選択する
  4. 支援または購読の設定を確認する
  5. 支払いプロファイルを設定する
  6. 銀行口座情報を登録する
  7. WordPressのSite Kitと連携する
  8. CTAの表示場所を調整する
  9. 実際に表示されるか確認する
  10. 読者導線として違和感がないか検証する

まずは小さく試す予定です。

いきなり全記事に大きく表示するのではなく、PMO系記事やキャリア系記事の一部に表示する形から始めるのがよいかもしれません。

試してみる上での注意点

Reader Revenue Managerは面白い仕組みですが、注意点もあります。

まず、設定には審査が必要です。
次に、支払いを受け取るには支払いプロファイルや銀行口座情報の登録が必要です。
また、WordPress上でCTAを出す場合も、表示場所や出し方によって読者体験に影響します。

さらに、ブログの内容や読者層によって、支援されやすいかどうかは変わるはずです。

読者からすると、いきなり支援を求められても違和感があるかもしれません。

だからこそ、
「この記事が役に立ったら支援できます」
くらいの自然な導線がよいのではないかと思っています。

読者の邪魔にならないこと。
押し付けにならないこと。
ブログの信頼感を損なわないこと。

このあたりは気をつけたいです。

まとめ

今回は、Google Reader Revenue Managerを設定してみる前提で、なぜ試そうと思ったのかを整理してみました。

ブログ収益化というと、広告やアフィリエイトが中心になりがちです。

もちろん、それらも大事です。
ただ、経験ベースの記事や仕事観の記事は、必ずしもアフィリエイトに直結するとは限りません。

それでも、読者にとって価値がある記事はあるはずです。

だからこそ、Reader Revenue Managerのような、読者から直接支援を受けられる仕組みを試してみる価値はあると思っています。

いきなり大きな収益を期待するのではなく、まずは実験です。

個人ブログでも読者支援の導線は作れるのか。
PMOやキャリア系の記事と相性はよいのか。
設定はどれくらい簡単なのか。
実際に表示されるまでに何が必要なのか。

このあたりを、実際に試しながら確認していきたいと思います。

うまくいけば、広告やアフィリエイトだけではない、ブログ継続のための小さな収益導線になるかもしれません。

まずは設定してみます。

-ブログ