こんにちは。出戻りランサーです。
今回は、高卒・非大卒でもIT業界で評価される人の共通点について書いてみます。
自分自身、高卒でIT業界に入って長く働いてきました。
なので、「学歴がないとやっぱり不利なのでは」と感じる気持ちはよくわかります。
実際、学歴の影響がゼロとは言いません。
特に若い頃や、入り口の段階では、不利に感じる場面もあります。
ただ、その一方で、IT業界は比較的実務や仕事の進め方で評価されやすい世界でもあります。
だからこそ、高卒や非大卒でも、ちゃんと評価される人はいます。
では、その違いは何なのか。
今回は、自分の経験も含めて、現場で見てきた共通点を整理してみます。
学歴の影響はゼロじゃない。でも、それだけで決まるわけでもない
最初に、きれいごとは言わないでおきます。
高卒や非大卒だと、不利に感じることはあります。
求人によっては学歴条件があるし、特に若いうちは職歴より学歴が先に見られることもある。
そこは現実としてあります。
でも、IT業界はずっと学歴だけで決まる世界でもありません。
仕事を続けていくと、だんだん見られるものが変わってきます。
- 何ができるのか
- どんな現場を経験してきたのか
- どう仕事を進める人なのか
- 任せて大丈夫か
このあたりが効いてきます。
つまり、高卒・非大卒でも評価される人は、学歴以外の部分で「この人は使える」と思ってもらえているわけです。
共通点1:言われたこと以上に、“ちゃんと前に進める”
評価される人の共通点としてまず大きいのは、仕事を前に進める推進力があることです。
ここでいう「前に進める」は、派手な成果を出すことだけではありません。
- 依頼されたことをただこなすだけで終わらない
- 何が必要かを少し先まで考える
- 抜け漏れに気づく
- わからないことを放置しない
- 周囲が動きやすい形に整える
こういうことができる人は強いです。
IT業界では、単に知識があるだけより、実際の仕事を止めないことがかなり評価されます。
学歴より、「この人に任せると進む」という安心感の方が、現場ではずっと強いです。
共通点2:報連相が雑じゃない
地味ですが、かなり大事です。
高卒・非大卒でも評価される人は、だいたい報連相が雑じゃないです。
- 今どこまで進んでいるか
- 何に困っているか
- どこで止まりそうか
- 何を確認したいのか
こういうことを、相手がわかる形で出せる人は、かなり仕事がしやすいです。
逆に、スキルがあっても報連相が雑だと、周囲から見ると使いづらい。
IT業界は個人戦っぽく見えて、実際はかなり連携の仕事なので、ここは軽く見ない方がいいです。
学歴ではなく、一緒に働きやすいかどうかで差がつく場面は本当に多いです。
特に大規模な案件では、報連相がより重要な要素を占めています。
私はインパクトの大きなものほどより早く、詳細に伝えたりと内容の濃淡も意識しています。
共通点3:自分の得意な領域を少しずつ持っている
評価される人は、最初からすごい専門家というわけではなくても、少しずつでも自分の得意分野を作っています。
たとえば、
- 調整が得意
- ドキュメント作成がうまい
- テスト工程に強い
- 顧客とのやり取りが安定している
- 進捗や課題の整理が得意
- 特定の業界知識がある
こういうものです。
IT業界では、「何でもできます」よりも、
“この人はここが強い”
というのが見える方が評価されやすいです。
高卒・非大卒で戦うなら、なおさらここは大事です。
学歴で目立ちにくいぶん、仕事の中で覚えてもらうポイントを作った方がいいでしょう。
私は、仕事はコミュニケーション次第だと思い意識してきました。
今振り返れば、それが自分の得意分野を伸ばすきっかけになっており、
それは今のPMOという仕事にも活きています。
共通点4:わからないことを放置しない
これもかなり重要です。
評価される人は、わからないことをわからないままにしないです。
- 聞く
- 調べる
- 確認する
- 仮でも整理してみる
こういう動きが早い。
一方で、評価されにくい人は、わからないことを抱えたまま固まりやすいです。
特にIT業界は、わからないことが出るのが普通です。
新しい環境、新しい案件、新しいツール、知らない用語。
それがない方が珍しい。
だからこそ大事なのは、最初から全部知っていることではなく、
わからない時にどう動くかです。
ここは、学歴よりも仕事の姿勢が出る部分だと思います。
与えられることを待つだけという受け身の姿勢では、学歴を問わず評価されるのは難しいでしょう。
共通点5:地味なことを雑にしない
IT業界で評価される人って、派手な仕事だけができる人ではありません。
むしろ、地味なことを雑にしない人が強いです。
- 手順確認
- 設定確認
- 資料整理
- テスト結果の確認
- 議事録や管理表の更新
- 期限管理
こういうのを「雑用」と思って適当にやる人と、丁寧にやる人では、後でかなり差がつきます。
特に高卒・非大卒でキャリアを作るなら、最初のうちはこういう地味な信頼の積み上げがかなり大事です。
派手な一発より、
ミスが少ない、安心して任せられる
の方が、現場ではずっと効きます。
自分も、最低限のセルフチェックは心がけていますね。
共通点6:技術だけでなく、相手目線で考えられる
IT業界というと、どうしても技術力ばかり注目されがちです。
もちろん技術は大事です。
でも実際には、それと同じくらい、
相手目線で考えられるか
が重要です。
- 相手が何を知りたいのか
- どこで困っているのか
- どう伝えれば伝わるか
- 今この場で何を優先すべきか
こういうことを考えられる人は、かなり評価されます。
特に、現場が複数人で動くプロジェクトでは、
「正しいことを言っている」だけでは足りません。
周囲が動ける形にできるかが大事です。
これは、学歴よりも現場経験や仕事への向き合い方が出やすい部分です。
多数の部署に跨って調整が必要な時などは、落としどころも大切になってきます。
共通点7:年数を重ねるほど“肩書き”より“中身”で語れる
若いうちは、「高卒か大卒か」が目立つことがあります。
でも、年数を重ねると、それよりも何をやってきたかが大きくなります。
高卒・非大卒でも評価される人は、ここでちゃんと
- どんな案件をやってきたか
- どんな役割を担ってきたか
- 何を改善したか
- 何を任されてきたか
を語れます。
逆に、肩書きだけで話してしまうと弱いです。
たとえば「PMOをやっていました」だけではなく、
- どんな規模の案件で
- どんな課題を扱い
- どう整理し
- 何に貢献したのか
まで言える人の方が、やはり強い。
高卒・非大卒で評価される人は、自分の仕事を中身で説明できる人が多いです。
共通点8:学歴の不利を必要以上に引きずらない
これも意外と大事です。
学歴の不利を感じることはあっても、評価される人はそれをずっと言い訳にはしません。
もちろん、傷つく場面もあると思います。
不利だなと思うこともある。
でもそこで止まらず、
「じゃあ自分は何で戦うか」
に頭を切り替えられる人は強いです。
高卒・非大卒でも評価される人は、学歴の存在を無視しているわけではありません。
ただ、そこだけに意識を取られすぎない。
学歴で負けるなら、実務で積む。
この感覚を持てるかどうかはかなり大きいと思います。
じゃあ、高卒・非大卒は何を意識すればいいのか
自分が思うに、最初に意識した方がいいのは次のあたりです。
- 小さくても実務経験を積む
- 仕事を止めない
- 地味な作業を雑にしない
- 報連相を丁寧にする
- 自分の得意分野を少しずつ作る
- 経験を言語化できるようにする
特別な裏ワザがあるわけではありません。
でも、こういう積み上げはちゃんと効いてきます。
IT業界は、学歴だけではなく、仕事の中身が評価につながりやすい面があります。
だからこそ、焦って一発逆転を狙うより、信用と実務を積む方が最終的に強いです。
最後に
高卒・非大卒だと、不安はあると思います。
自分もそうでした。
そして今でも、「学歴の影響がゼロ」とまでは思っていません。
でも同時に、IT業界はそれだけで終わらない世界でもあります。
仕事を進める力。
現場での信頼。
積み上げた経験。
そういうものが、ちゃんと評価につながる場面がある。
高卒・非大卒でもITで評価される人には、特別な魔法があるわけではありません。
地味でも小さくても経験の積み上げがしっかりできている人が多いでしょう。
このブログでは、そういう話もきれいごと抜きで書いていこうと思います。